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各タイムベースでのティック値一覧表
説明
MIDIの打ち込みの際に使われるタイムベースとティック値の関係を表にまとめてみました。
右端の「式」の列は、任意のタイムベース(tb)からティック値を求める計算式です。
48 96 120 240 480 960
三十二分音符 6 12 15 30 60 120 tb / 8
付点三十二分音符 9 18 23 45 90 180 tb / 8 + tb / 16
十六分音符 12 24 30 60 120 240 tb / 4
付点十六分音符 18 36 45 90 180 360 tb / 4 + tb / 8
八分音符 24 48 60 120 240 480 tb / 2
付点八分音符 36 72 90 180 360 720 tb / 2 + tb / 4
四分音符 48 96 120 240 480 960 tb
付点四分音符 72 144 180 360 720 1440 tb+ tb / 2 
二分音符 96 192 240 480 960 1920 tb * 2
付点二分音符 144 288 360 720 1440 2880 tb * 3
全音符 192 384 480 960 1920 3840 tb * 4
付点全音符 288 576 720 1440 2880 5760 tb * 6
※タイムベースが120のときの付点三十二分音符は割りきれないため四捨五入しています。
三連符
48 96 120 240 480 960
三連三十二分音符 4 8 10 20 40 80 tb / 4 / 3
三連十六分音符 8 16 20 40 80 160 tb / 2 / 3
三連八分音符 16 32 40 80 160 320 tb / 3
三連四分音符 32 64 80 160 320 640 tb * 2 / 3
三連二分音符 64 128 160 320 640 1280 tb * 4 / 3
※三連符以外の連符は、最後に3で割っているところを変更することで求められます(五連符なら5で割る)。
補足:SMFでのタイムベースの取り扱い(バイナリデータの説明)
SMF(スタンダードMIDIファイル)では、ヘッダの中にタイムベースについての情報が記録されています。
ヘッダーチャンクの構成
SMFのヘッダ領域は「ヘッダーチャンク」と呼ばれ、MThdという文字列から始まり、続いてヘッダのサイズ、SMFのフォーマット(0、1、2のどれか)、SMFのトラック数、最後にディビジョン、という順番でヘッダデータが構成されています。
ヘッダのサイズを指定するようになっていますが、いずれのパラメータも固定長であり、基本的には以下のように全部で14バイトです。なお、SMFのバイトオーダーはすべてビッグエンディアンであることに注意してください。
SMFのヘッダーチャンクの例
このうちの「ディビジョン」がタイムベースについての情報です。ただし、必ずタイムベースの値が書かれているとは限らず、タイムコードという違った形式の時間管理方法を指定することもできる仕様になっています。
ディビジョンの値には2つの種類がある
ディビジョンは16ビットからなるパラメータですが、そのうちの最上位ビットがフラグになっています。このビットは、通常のタイムベースとデルタタイムによる時間管理の場合は0、タイムコードによる時間管理の場合は1になります。
ディビジョンの例
よく使われるタイムベースとディビジョンの対応
time base 48 96 120 192 240 480 960
division 00 30h 00 60h 00 78h 00 C0h 00 F0h 01 E0h 03 C0h
以上、補足としてSMFのヘッダでタイムベースをどのように記録しているかを簡単にまとめてみました。なお、タイムベースに関する資料ということで、タイムコードについては省略しています。
ティック値一覧表