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日本の音風景100選
立山
Tateyama
富山県東部にある大汝山、雄山、富士ノ折立からなる山々の総称。最高峰は大汝山、主峰は雄山。中部山岳国立公園に含まれる。文献上は万葉集にも多知夜麻(たちやま)の名で登場する。
佐伯有頼
Saekino Ariyori
立山開山伝説の主人公。伝説上の人物。
ストーリーは立山開山に際しての神秘体験が語られる。後に名を慈興(じこう)と改める。
父は越中守の佐伯有若とされ、こちらは実在の人物。
録音メモ
周波数帯域
滝の効果音がホワイトノイズなどを元に再現されることがあるように、周波数帯域は幅広い。特定の周波数にピークがくることがないため、録音後でも比較的自由な音づくりが可能。
録音レベル
録音レベルの確保には苦労しない。距離が近づくにつれ、水しぶきにある程度注意を払う必要がある。絶えず同じ音量で、決まった場所から出ている音なので、ダイナミックレンジに気を配る必要もなく、録りやすい対象。
ノイズ
ノイズが目立ちにくい録音対象ではあるが、風による吹かれなどに注意する。
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PCM-M10/W
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PCM-D50
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PCM-D1
PCM-D1
称名滝
流れ落ちる音が称名念仏に聞こえたという伝説がある称名滝は、落差日本一の滝とされ、日本の滝百選のひとつでもある。
周囲の険しい崖の景観とともに、350mの高さから四段になって流れ落ちる滝の音を楽しむことができる。
称名滝
左が称名滝、右がハンノキ滝。
基本データ
立山開山の伝説に登場
立山の開山伝説として伝わるストーリーにこの滝の音が登場する。「称名滝」の名もその伝説に由来している。
この伝説は複数の文献によって伝わるため、開山の人物などそれぞれに異なる点があるが、大まかな話の流れは次のようになる。
立山開山の伝説の骨格部分
佐伯有頼が父の白鷹を無断で持ち出して狩をしていると、その鷹が逃げてしまう。有頼は逃げた鷹を追っていく。
白鷹を捕まえようとしたところで、大きな熊が現われる。それに驚いた鷹は再び逃げ出し、怒った有頼が熊を矢で射る。
矢は熊の胸に命中するが、熊は血を流しながらも山中へと逃げていく。
血の跡をたどり熊の行方を追うこと数日、血の跡は山中の岩屋へと続いていた。
とどめを刺そうと岩屋へ入っていくと、そこには熊ではなく、矢の刺さった阿弥陀如来がいた。
阿弥陀如来は、「熊も白鷹も立山の神の化身だったのだ」と有頼に伝える。そして、未だ人の踏み入れぬ立山を開くようにとの託宣があった。
その後、有頼は出家して慈興と名を改め、一生をささげて立山の開山に力を尽くした。
————以上が簡単なあらすじであるが、この伝説中の「有頼が熊を追う場面」において滝の音がある役割を果たす。
険しい山中を歩きつづけ、有頼は途中で力尽きそうになる。そこへ称名念仏を唱える声が聞こえてきて、その声に助けられる。この声こそが称名滝の流れ落ちる音であったとされる。
音を聞ける場所の位置情報
称名滝
富山県中新川郡立山町にある日本一の落差を誇る滝。源流は立山連峰から流れ出ている。国の名勝、天然記念物に指定され、日本の滝百選のひとつでもある。
雪解け水で水量が増すと、隣に落差約500mのハンノキ滝が出現する(ページ上の写真参照)。
滝見台園地
滝壷より下流の称名川左岸にあるビューポイント。水原秋桜子の句碑がある。
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