三井寺(園城寺)
Mii-dera
三井寺(みいでら)の名で親しまれ、正式には長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)。天台寺門宗の総本山。
録音メモ
周波数帯域
基本となる周波数は低音域になるが、倍音も多く含まれるため周波数は意外に幅広い。
録音レベル
至近距離ではレベルオーバーに注意する必要があるが、録音レベルの面で苦労することはない。
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三井の晩鐘
三井寺の名で親しまれる園城寺では、毎夕5時に鐘の音を聴くことができる。
この鐘は日本三名鐘のひとつに数えられ、形の平等院、銘の神護寺、音の三井寺として音がよいことで知られる。また、歌川広重の名所絵で名高い「近江八景」にも選ばれている。
三井寺(園城寺)
基本データ
近江八景(おうみはっけい)
中国の「瀟湘八景(しょうしょうはっけい)」にならって、琵琶湖の南部から8ヶ所の風景をまとめたもの。三井の晩鐘はそのひとつに数えられている。
以下に近江八景を列挙し、簡単にまとめる。
唐崎夜雨(からさきのやう)
唐崎神社境内の松に情緒ある夜の雨が降る風景。
先代の松は大正の頃に枯れ、現在の松は三代目にあたる。
堅田落雁(かたたのらくがん)
湖上に突き出した形で建てられている浮御堂と落雁の風景。
落雁とは空から舞い降りる雁を意味する。現在の浮御堂は1937(昭和12)年に再建されたもの。
三井晩鐘(みいのばんしょう)
三井寺(園城寺)で毎夕撞かれる鐘が響く夕暮れの風景。
日本の音風景100選に選ばれているのはこの鐘の音。
粟津晴嵐(あわづのせいらん)
粟津から湖の向こうに見える山霞の風景。
あるいは風渡る松林の風景ととらえる人もあるようだが、元来の語義に従うとすれば、「晴嵐(せいらん)」は晴れた日の山霞のこと。
比良暮雪(ひらのぼせつ)
雪化粧をした比良山地の夕暮れの風景。
これも湖の向こうに見える山々の景色。
勢多夕照(せたのせきしょう)
勢多(瀬田)の唐橋と夕焼けの風景。
現在はコンクリート造りの瀬田大橋がかかっている。
石山秋月(いしやまのしゅうげつ)
清澄な秋の夜空に輝く月が湖面と石山寺を照らす風景。
紫式部が満月の夜に『源氏物語』のインスピレーションを得た場所としても知られる。
矢橋帰帆(やばせのきはん)
夕暮れになり、渡し舟が矢橋の船着場に戻ってくる風景。
現在では埋め立てなどによって地形が変わっている。
音を聞ける場所の位置情報
三井寺(園城寺)
大津市園城寺町にある天台寺門宗の総本山。
三井の晩鐘に使われている鐘楼は国の重要文化財であり、鐘にまつわる竜神伝説も伝わっている。梵鐘は1602(慶長7)年の鋳造。
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