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日本の音風景100選
ナベヅル
Grus monacha
比較的小型のツル科の鳥。
羽毛のダークグレーが、使い込まれた鍋の色合いに似ているところから「鍋鶴(なべづる)」の名がついた。
総生息数は9,500羽程度で、そのうちの80%以上が鹿児島県出水市で越冬する。
マナヅル
Grus vipio
ツル科の鳥。首の側面から尾にかけてグレーのグラデーションが続く。頭から首の前後は白で、目の周りが裸出して赤いのが特徴的。
野生のマナヅルは5,000羽前後と少ない。
録音メモ
周波数帯域
周波数レンジとしては余裕をみても300Hz以上が録音対象。約100~200Hzくらいから下の周波数は風によるノイズにもなりやすいのでカット。ナベヅル、マナヅルともに倍音はかなり高いほうまで伸びている。
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出水のツル
鹿児島県の出水平野には越冬のため毎年多くのツルが飛来し、10月中旬ごろから翌年の3月中旬ごろまでをこの地で過ごす。
ナベヅルやマナヅルなどが多数集まり、その鳴き声を聞かせてくれる。
出水のツル
出水のツル(写真中央はマナヅル)
基本データ
出水への飛来と北帰行の時期
第一陣飛来 北帰行開始
2010/10/15 2011/02/01
2009/10/12 2010/01/27
2008/09/28 2009/02/06
2007/10/13 2008/02/05
2006/10/14 2007/02/08
初飛来の時期は例年10月中旬ごろ。2008年は9月28日と記録上最も早い時期にマナヅル1羽が飛来した。なお、上に掲げた表中の第一陣飛来はこの2008年の例を除きすべてナベヅル。
北帰行の時期としては、マナヅルが先行して2月初旬ごろから始まり、3月のはじめごろに完了する。
次いでナベヅルやその他の種類のツルの北帰行が2月末から3月初旬に始まり、約1ヶ月ほどでほぼすべて旅立つのが通例。
ナベヅルとマナヅルの繁殖地・越冬地
ナベヅル
シベリアの南東部が繁殖地となっている。
ナベヅルの80%以上が出水平野で越冬し、日本では他に山口県周南市、また韓国や中国などにも越冬地がある。
マナヅル
繁殖地はモンゴルの北部や中国東北部、ロシア南東部。
越冬地は出水平野のほか、長江の下流域や朝鮮半島の非武装地帯(DMZ)など。
音を聞ける場所の位置情報
出水ツル渡来地
「鹿児島県のツルおよびその渡来地」は1952(昭和27)年に国の特別天然記念物に指定されている。
水田が広がる出水平野に位置し、ナベヅルやマナヅルをはじめ多くのツルがこの地で越冬する。
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