天命の花

この曲は「感動的な曲」という、なんともハードルの高い設定の課題だったかと思います。まあ、その設定に到達してはいないのですが、今回は原型を残しつつ多少アレンジを施しました。

ちなみに「光の軌跡」というタイトルは、高校の国語の授業で作った短歌からとったものです。

これは専門学校に入学して最初のオリジナル作品です。アレンジを含めてだいぶ変更を加えています。構成におかしな部分が残っていますが、初作品ということでそのままにしておきました。

本当にコード進行覚えたてという頃のものですね。夏休みを利用して作曲したのを覚えています。

なんとなく物語性を感じる曲、という印象。

ニュース番組のオープニングのような短い曲を、という課題でした。

1999年に作ったことを勘案しても古臭いですね。雰囲気としては80年代ぐらいでしょうか。

一応、ニュースっぽくしたつもり。

この曲はネット上に公開していたこともあるので、聴いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

クリスマス風の曲を、という課題でした。この曲のメロディーラインは高校時代に作ったものをそのまま使っています。

全体的にあまりいじらずに少し手を加えた程度ですね。

「空」がテーマの課題でした。

広がりのある雰囲気が表現できていればよいのですが、いかがでしょうか。

今回の編集作業では、音色や定位など少し遊んでみました。

こちらは有名なムソルグスキーの『展覧会の絵』をアレンジするという課題から。

とにかく、めちゃくちゃなものに仕上がっております。原曲からはメロディーの一部を拝借いたしました。気分が悪くなったらごめんなさい。

若いころの反抗心あふれるトラックです。

この曲だけ学校の課題ではありません。

真夏の夜に作曲したのを鮮明に覚えています。以前、ネットで公開していたこともありましたが、今回アレンジを含め大幅に変更しました。後半のメロディーは新たに作ったものです。

全体として憂鬱な雰囲気を表現してみました。やはり、ここはバイオレットというところに思い入れがあります。そこで、今回の作品群を「天命の花」と名づけました。

専門学校での最後の課題ということで、テーマの指定はありませんでした。

世間で「癒し」というフレーズが盛んに使われた頃でもあり、そういった路線です。繊細な音色を楽しんでいただければと思います。どことなく「日本」を感じるのはなぜでしょうかね。